【チ。-地球の運動について-】魚豊(うおと)の作品一覧【ひゃくえむ。】
「ひゃくえむ。」や「チ。-地球の運動について-」と次々とヒット作を出している魚豊。
2018年11月6日から『マガジンポケット』にて「ひゃくえむ。」で連載デビュー。
「チ。-地球の運動について-」は『マンガ大賞2021』にて第2位、『次にくるマンガ大賞2021』にてコミックス部門第10位にランクインしました。
そんな魚豊さんの作品を紐どいていきましょう。
以下敬称略
魚豊作品一覧
100m走を通して“一瞬”を描く
俺はトガシ。生まれつき足が速かった。だから、100m走は全国1位だった。「友達」も「居場所」も、“それ”で手に入れた。しかし小6の秋、初めて敗北の恐怖を知った。そして同時に味わった。本気の高揚と昂奮を──。100mの全力疾走。時間にすれば十数秒。だがそこには、人生全てを懸けるだけの“熱”があった。
全5巻(2018年 – 2019年)
1ページ1ページに熱が伝わってくる、短距離走に全力を懸けた選手を描く作品です。
その世界で生きる選手たちが知り得る様々な心理描写が繊細に描かれており、スポーツ漫画の新しい表現をしているところが魅力です。
大『地』のチ、『血』液のチ、『知』識のチを描く
動かせ 歴史を 心を 運命を ――星を。
舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――
命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか? アツい人間を描かせたら敵ナシの『ひゃくえむ。』魚豊が描く、歴史上最もアツい人々の物語!! ページを捲るたび血が沸き立つのを感じるはず。面白い漫画を読む喜びに打ち震えろ!!
太陽が宇宙の中心であると考える〈地動説〉を信じるようになっていく人々を描いた作品です。
地動説を信じるということは、科学だけでなく、宗教や権力に対しても異を唱えるという時代に
自らが正しいと考えることを堅く守り続ける人々の生き様が描かれています。
まとめ
今回は魚豊さんの作品をまとめさせていただきました。
魚豊さんの作品はそれぞれの人物が熱を持って信念を貫く姿を綺麗に描いており、心理描写や駆け引きなど緊張感を持って楽しむことができます。
現在『ビッグコミックスピリッツ』にて連載中の「チ。-地球の運動について-」の今後の展開も注目です。
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